有効求人倍率とは何ですか
有効求人倍率(Job-offer to Job-seeker ratio)は厚生労働省(職業安定局雇用政策課)が毎月月末または月初に発表されます。1人の求職者に対し、どれほどの求人があるのかを示す指標です。
有効求人倍率=有効求人数÷有効求職者数で算出します。1以上の場合、基本的に労働力の需要は満たされている状態。1以下の場合、基本的に労働力が余っている状態となります。
有効求人倍率の有効とは、一度申し込むと有効期限の間は求職及び求人活動を行っていると判断する。全国のハローワークで行われている職業紹介から、求職、求人さらに就業などの件数を都道府県別に集計している。これをもとに前月から繰り越された求人及び求職に当該月の新規求人及び求職を足して計算する。
新規求人倍率が重要で、足元の状況を把握できるだけでなく、有効求人倍率の先行指標となる。ただ、求人情報誌などを通した就業は全体の3割を超えており、ハローワークを通さない就職数の増加で有効求人倍率の有効性が下がっているとの指摘もある。
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他にもよく見られている経済指標です。
- マネタリーベース
- マネタリーベースは日本銀行が毎月第2営業日に発表されます。マネタリーベースは中央銀行通貨と呼ばれ、中央銀行は負債としての現金通貨を供給する。
- ベージュブック
- ベージュブック(地区連銀経済報告=Beige book)はFRB(Federal Reserve System:連邦準備制度)が不定期にFOMCが開催される2週間前の水曜日に前月分を公開します。FOMCでの議論のたたき台となるため、金融政策を予測する上で重要。
- 雇用統計
- 雇用統計(Job Report)は労働省労働統計局が毎月翌月第1週の金曜日に発表します。経済政策変更のきっかけとなる事が多い。非農業部門就業者数の増減が重要。
- 消費者物価指数
- 消費者物価指数(CPI=Consumer Price Index)は総務省が全国値=翌月の26日を含む週の金曜日、東京都区速報=当月の26日を含む週の金曜日に発表します。家計が購入する消費財やサービスの価格変動を確認できる。
- フィラデルフィア連銀指数
- フィラデルフィア連銀指数(The Federal Reserve Bank of Philadelphia = Economic Activity Indexes)はフィラデルフィア連邦銀行が毎月当月分のデータを第3木曜日(中旬頃)に発表します。製造業の景況感を把握するために利用される。
- Ivey購買部協会指数
- Ivey購買部協会指数はカナダ購買管理協会(PMAC)とリチャード・アイビー・ビジネススクール(Richard Ivey School of Business)が毎月第4営業日に発表されます。
- 輸入物価指数
- 輸入物価指数(Import Price Index)は労働省労働統計局が毎月翌月下旬に発表します。インフレ動向の先行指標。2000年を100として、輸入時点での物価水準をインデックス化。約2,000の企業と4,000の物品が対象。
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スプレッド | ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | 英ポンド/円 | |
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0.9銭原則固定 | 1.9銭原則固定 | 3.2銭原則固定 | 3.4銭原則固定 | ||
NZドル/円 | カナダドル/円 | スイスフラン/円 | 通貨ペア数 | ||
3.6銭原則固定 | 3.1銭原則固定 | 3.2銭原則固定 | 24 | ||
手数料 | レバレッジ | 約定率 | 約定スピード | スリッページ | |
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