鉱工業生産指数とは何ですか
鉱工業生産指数(IIP=Index of Industrial Production)は経済産業省(経済産業政策局調査統計部動態統計課)が速報=当該月の翌月の下旬27日頃、確報=2ヶ月遅れの16日頃に発表します。鉱業・製造工業の生産・出荷・在庫動向・生産能力・稼働率・生産予測を表す指標。発表が速く、国内の生産活動を表す代表的な指標。
速報値は当該月の翌月20日前後に集まった数値から計算され、翌々月上旬に事業所、他の省庁、業界団体から追加されたデータをもとに確報値となる。また、翌年になって前年の実績値を再計算して年間補正を行い、この数値をまとめた「鉱工業指数年報」が毎年7月前後に刊行される。日本の景気動向をつかむには非常に便利なレポートです。
鉱工業の生産・出荷・在庫の関係を理解できる。生産は供給側の動向を、出荷は需要側の動向を、在庫は生産と出荷のラグを示す。鉱工業生産は生産金額の統計ではなく、生産量の統計です。このため、製品の品質向上が反映しにくくなっている。
もっと経済指標を見る
他にもよく見られている経済指標です。
- 景気先行指数
- 景気先行指数(Index of Leading Economic Indicators)はCB(コンファレンス・ボード)が毎月翌月末(最終営業日)に発表します。景気の方向性、転換点を総合的に判断する際に用いられる。
- 消費者物価指数CPI
- 消費者物価指数CPI(Consumer Price Index)は労働省労働統計局が毎月前月分を翌月の第3週目(毎月15日前後)に発表します。インフレに関する最重要指標。金融政策への影響は大きい。
- ISM指数
- ISM指数(Manufacturing ISM Report on Business)はISM(米サプライ管理公社)が毎月翌月の第1営業日に発表します。企業のセンチメントを反映して景気転換の先行指標。主要経済指標の中で最も早く発表されることから市場の注目度は極めて高い。
- ユーロ圏内総生産GDP
- ユーロ圏内総生産GDP(Gross Domestic Product)はEU統計局(ユーロスタット)が四半期毎(基本的に1・3・7・10月初旬)に発表します。
- 新規失業保険申請件数
- 新規失業保険申請件数(Unemployment Insurance Weekly Claims Report = Initial Jobless Claims)は労働省雇用訓練局が毎週木曜日に発表します。毎週発表され速報性に優れているため、雇用統計の内容を予測する上で欠かせない。
- ニューヨーク地区連銀指数
- ニューヨーク地区連銀指数(Empire State Manufacturing Survey)はニューヨーク地区連邦銀行が当月分を毎月15日(第3週)に発表します。新規受注や雇用が重視される。
- マネーサプライ
- マネーサプライ(Money Supply)は日本銀行(調査統計局経済統計課)が速報=翌月第6営業日(3,9月分は翌月第8営業日)、確報=M1,M2+CDは翌々月の第6営業日(2,8月分は翌々月第8営業日)、確報=M3+CDは翌年度8月の第6営業日、広義流動性=翌年度8月の第6営業日に発表します。
おすすめな業者はココだ!
- FXブロードネット
- 低スプレッド、1,000通貨単位で取引可。
- フォーランドフォレックス
- FX業界最高水準のスワップポイントを提供。
初心者にもおすすめのFX会社
- 米ドル/円のスプレッドが魅力的! ライブスター証券
- 米ドル/円のスプレッドが業界最挟水準なのが魅力的です。使いやすい最先端の高速トレードツールも魅力的です。
スプレッド | ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | 英ポンド/円 | |
---|---|---|---|---|---|
0.9銭原則固定 | 1.9銭原則固定 | 3.2銭原則固定 | 3.4銭原則固定 | ||
NZドル/円 | カナダドル/円 | スイスフラン/円 | 通貨ペア数 | ||
3.6銭原則固定 | 3.1銭原則固定 | 3.2銭原則固定 | 24 | ||
手数料 | レバレッジ | 約定率 | 約定スピード | スリッページ | |
0円 | 最大25倍 | − | − | 自分で設定可能 |